こんにちは。こんばんは。おはようございます。おきてー。国見小道です。コミックマーケット96、お疲れ様でした。一般参加の方も、サークル参加の方も、東京五輪の迫害をうけつつなんとかやり切ったところだと思います。3日目の整列ミスについてはほんとどんまいとしか言いようがありません。全部東京五輪が悪いんです。東京五輪許せねえな。

南3・4という恵まれた環境で頒布できましたが、それまでにコミケ出展以外にも成し遂げなければならないタスクが平行して2~3本走ってて死に物狂いで手を動かしていたので、案の定、重要だが緊急ではない類のアウトプットの手が遅れてしまい、再販についての記事も後手に回ってしまいました。体力と金が欲しいですね。5000兆円ほしいね。

それでは、頒布結果、再販についてのお知らせ、12月での同人活動についての告知をやっていきます。

C96での頒布結果

物理本80冊(+4冊サービス)持ち込みまして、84冊売れました。 物理版が完売しちゃいました。ついでに売り切れ予備のためのダウンロードカードが7枚売れました。 売った本人が一番驚いてます。お前インターネットの片隅にしか認識されてない分散SNS本やぞ…?80冊売れる想定なんてできないやん… 一応売れたことについて多少のCheckをしておかないと次に繋がらないので振り返りなどを。

サークルスペースでこれがお待ちしててテンション上がった

なぜ80冊が完売?

弊サークルはジャンル『同人ソフト』で登録し、4日目に出展しまして、南リ27aというスペースで頒布してました。コミックマーケット96は東京オリンピックのあおりを受けて4日間開催だったり普段使われない南棟が東棟の代わりに使われたりしました。

自分のいたスペース(南3・4地区)が、たまたま西3・4地区の導線として適した位置にあり、人の流れが良いため他のところよりはサークルスペースの前に辿り着いてくれたのではとの推測をしております。

また、南3・4地区については空調が素晴らしくて、コミケに参加してるとは思えないほど快適でした。湿気も取り除かれていて、まるで僕の好きな秋の気候がそこにありました。なので、同人ソフト島を回る皆さんが長居できるような環境だったわけで、落ち着いて本をお手にとって読んでいただけるチャンスがあったのかなとは思います。

同人ソフト島でポスター用意するととても目立ってくれる

当日売り子を手伝っていただいた、じぇいさん(ActivityPub Actor: @souji@mstdn.jp)の働きも目覚ましいものがありました。じぇいさんはMastodon歴が長くて(それでも2年ほどではあるんですが)、フォローもアホみたいに多いのでホームがやばいことになってるだろうと思いきや、リモートサーバーの雰囲気ややり取りも掴んでいただいており、分散SNSのトピック(ex: 漫画村管理者のアカウントが登録されていたGabの参入、Data Transfer ProjectにMastodonが含まれていること)などもしっかりとチェックされていて、スペースにいらっしゃった方への応対もばっちりとされてました。その点についてはいままで仕事してやってたことが活かせていたそうで、素直にすごいなあと思いました。

完売の乾杯

…. お気づきの方はお気づきだと思いますが、寄稿していただいた方々への献本分まで売ってしまうアクシデントがありました。献本分はちゃんとわかるように分けておきましょう…

振り返ってみたけど、なんもわからん

ですが、それはそれとして、そもそものテーマがどニッチな『分散SNS』であり、さらにタイトルにはMastodonというキーワードをあえて排しておりましたので、現地での流入は期待をしていなかったのですが、まさかの相当数な流入をいただきまして、本当にありがたい限りです。

現場での体感としては、Fediverseから駆けつけてくれてきた人は4~5割という認識です。20人くらいは、アカウントと一致した感じがありました。もう20人くらいは、サークルスペースに直に突っ込んですぐ買うムーヴをしていただけたので、「これ事前チェックしていただいてる方だな」と感じました(Fedからかどうかは不明ですが)。しかし、残りの40人くらい、君たちどこから現れたんや。どこからや!!

突発で向かった大崎の九州料理屋めっさうまかった

とにかく、再販します

ともかく、想定より頒布されたのは事実ですので、 物理版の再販することを決定しました。 通販サイトはBOOTHを利用します。

★★なお、電子版PDFのみの販売についてはすでに行われています。

電子版PDFの購入はこちらです。

そして、物理版+ダウンロードカードの販売ページはこちらです。

もし物理版狙ってる方がおりましたら、「入荷お知らせメールを受け取る」ボタンをポチっとしていただけると捗ると思います。

BOOTHでの再販を進めております

自宅からの出荷についてはまったく知識ありませんが、ひとまずこのあたりの記事を読んだりして、勉強しておきます。もしかしたらBOOTHでの発送代行をお願いするかも。手間とお金を天秤にかけて考えておきます。

再販部数は100部です。 これはBOOTHでの頒布だけでなく、コミックマーケット97第2回 技術書同人誌博覧会で頒布する分も含まれております。そして、この物理版ではC96と同じようにダウンロードカードが同梱されます。

おちんぎんがチャージされるのが毎月末の状態でありますので、チャージされ次第、同様のメニューで日光企画さんのところに再入稿しまして、在庫を自宅で抱えていこうかという構えです。部屋片付けなきゃ…

誕生日祝いで他人の金で焼肉をいただきました。Fediverseの皆様ありがとう頑張ります

C97 & 技書博エントリー。新刊出します

先ほどサクッと書きましたが、12月の同人即売会への参加に向けて、コミックマーケット97第2回 技術書同人誌博覧会にエントリーを致しました。特に第2回技書博については先着順なので、おそらく通るだろうと思います。

新刊『Mastodonから始めるFediverse探訪』

新刊のタイトルは『Mastodonから始めるFediverse探訪』です。

C97サークルカット

たぶん ワンマン120Pくらいのヤベーやつになりそうな予感しかしない ので、原案を今からEvernoteにもりもり書いていって、 今度こそはちゃんとEPUBも出版できるよう頑張ります。 Re:VIEW Starterが私とともに。ほんとこちらに助けていただきました。

新刊のあらすじとしては、『まずは入り口が数多くあり、すぐに人と触れ合える可能性が高いMastodonを選んで、そこからいろいろなサービスを触っていき、分散SNSの感覚を養っていきましょう』といった感じです。

コミケで販売していたとき、そもそも分散SNSとはなんぞやといった人や、かつてブームになったときにちょっとだけ触れたけど熱烈に使っている人ではないねみたいな人によく出会いました。そういう状況と分散SNS萬本は微妙にミスマッチだったろうなと言うところもあり、ゼロベースから入れるような「入門書」が必要だろうなぁと思いました。ですので、僕がかつて味わった初心者のときの戸惑いや、Fediverseに来て頒布時には2年経つ程度の経験値を総動員しまして、いろいろ書いていきます。マイクロブログ型分散SNSに掲載が偏ったかなというところも少しありますので、なるべく広くのサービスをカバーしていきたいと思います。頼りになるのはfediverse.network、あなたや…

各サービスがどれほど活動的なのか、という指標も出さないと行けないなぁとか考えています。「まだまだみんな、今も元気にFediverseでよろしくやってるんすよ」というのを説得力のある形で表現でしたい、と最近強く思ってます。

また、頒布までの3ヶ月間、何もアウトプットせずもくもく書いていくのはOSS感が薄く感じちゃいますので、少しずつ、なんとかブログにて新刊にまつわるアウトプットを出していけたらと思います。

じゃあ!